東岡崎にあるCafe & Restaurant Bar FaNakaでの甘酒講座に参加してきました!

今、甘酒は空前の大ブームですね!
檀れいさんなど、有名女優やモデルさんも美容のために飲んでいるということで、最近話題です。

それに、昨年(2016年)12月に放送された、発酵王子・伏木暢顕さんが出演されたNHKの番組で甘酒が紹介されてからは、スーパーにある甘酒が売り切れになるほどの人気らしいです。

そんな甘酒の講座が、愛知県岡崎市にある Cafe & Restaurant Bar FaNaka にて開催されたので行ってきました。

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Cafe & Restaurant Bar FaNaka には醸せ師がいる!

名鉄の東岡崎駅のすぐ近くに、Cafe & Restaurant Bar FaNakaはあります。
ビルの2階にあり、見た目はオシャレなレストランバーという感じですが、このお店、外観や看板、店名からは全く想像がつかないような、おいしーい和食が食べられるお店なんです!
しかも醸造料理♪

以前、発酵王子・伏木暢顕さんの記事でも紹介した、醸せ師さんがこちらのお店で料理を作られているんです。
店内には、発酵関係の書籍が並べられていたり、発酵食品を使った料理の説明書きのビラなどが貼られていたたり、醤などの発酵調味料が入った瓶が置かれていたたり・・・。

普通のレストランバーだと思って入ってきたお客さんは、
「え?なに、ここ? 洋食じゃないの?」
て、びっくりすると思います。
飲み物は、クラフトビールを売りにしているみたいなので、よけいに???になりますよね。

だけど、何も知らずに、ビール飲んで軽くつまみでも食べよう的なノリで入ってきたお客さんが、ここの料理を食べたとき、さぞかし驚くでしょうね!
まさか、この店でこんなに美味しいものが食べられるとは思ってもみないでしょうから。

確実に、リピーターになるでしょうね~。
私も、家から近かったら絶対に常連客になるどろうな~。

そして、FaNaKaでは通常の営業以外に、醸せ師の海津さんによる発酵教室もされているんです。
発酵の基礎などの座学から、味噌づくりなどのワークショップや調理実習など、いろんな内容でやられているようです。

今回、私は初参加で甘酒講座に行ってきました。

3時間にわたる濃い内容の座学と絶品ランチ!

甘酒講座といっても、その場で甘酒を作るのではなく、座学が3時間ほどあって、その後ランチがつき、お土産として自家製甘酒と甘酒を作るための米麹をお持ち帰りできるという内容です。
甘酒は簡単に作れるけど、出来上がるまでに8時間ほどかかりますからね。その場で作ることはできないんです。

それにしても、座学がぶっ通しで3時間はすごい!
開催概要に、10:00~13:30と書いてあったので、私はてっきりランチを食べる時間も含めて13:30までだと思っていたんです。

ところが、10:00すぎから始まった甘酒講座は海津さんが一人でしゃべり続け、13:30までみっちりありました。こんなに長時間ひとりで話つづけるって、すごいなーと思いました。それでもまだまだ話し足りないような感じで、本当に体力あるなーて感じです。
その後のランチ中も、絶え間なく浴びせられる質問にひたすらずーっと答えてたし。

ちなみに、その日のランチのお品書きはこんな感じ。

写真の撮り方が下手すぎますね・・・。
自分の手の影映ってるし!

私の写真が見づらいので、あらためてお品書きは、

・納豆ドレッシングのバーニャカウダ
・サーモン醤とかつ鰤醤の手毬寿司
・豚バラとブロッコリースプラウトのネギポン酢ソース和え
・自家製ぬか漬け
・白菜の甘酒ゆず味噌漬け
・数の子の三升漬
・味噌たまり漬鮪
・甘酒漬鮭のお吸い物
・白味噌と赤味噌甘酒の豆腐漬
・フルーツ甘酒(モヒート甘酒とトリプルベリーの甘酒)

といったラインナップ♪

どれもこれも、本当に美味しい!
甘酒を使ってお料理がこんなにも美味しくできるんですねー。
感動ですよ。
どっかの料亭に行ったような気分です。まさに料亭の味です!

美味しすぎて食べるのに夢中で、料理の写真撮り忘れた(;´・ω・)

ふだん、あまり写真を撮らない人なんです私。
フォトグラファーの妻のくせに。←くどい

その場の会話とか、その場その時に目で見ることに集中したいので、写真を撮ったりメモを書いたりするのが苦手なんですね。
でも、ブログを書くからにはそうも言ってられないわ!
自分の教室を開くためには、そうも言ってられないわ!

頑張ります!

またまた、話がそれてしまいました。

甘酒講座の内容は・・・

甘酒の講座といっても、まずは発酵の基礎から、丁寧にわかりやすく教えてもらえます。
発酵の定義、分解のこと、日本の伝統的な発酵文化、酵素の話、納豆菌の話、などなど。

奥が深くて本当に面白い!
発酵王子・伏木さんの講義に負けず劣らず、聞き手を楽しませてくれる海津さんの講義は素晴らしかったです。
さすが、王子の弟子、醸せ師ですね!

なかでも目から鱗だったのが、ハエと納豆菌の話。
ハエって、臭いものによって来るんだけど、臭いものならなんでもかんでも寄ってくるんじゃなくて、ハエさんも生きるために栄養を摂取するためにちゃんと理由があって寄ってきてるんですね。
そんなハエさんは、動物の糞とか生ごみに寄って来るわけですが、ハエにも苦手なものがあるんですね。
それが納豆なんです!

納豆菌はバチルス属という属性の菌で(正式名称は長くて忘れた)、ハエはそのバチルスが苦手だそうです。
なので、納豆をしょっちゅ食べる家庭から出るごみには納豆のパックが捨てられているので、ハエが寄ってこないんです!コバエも!
夏場、ベランダに置いといた生ごみにコバエが来るの、嫌ですよねー。
そんな時は、納豆を食べて、そのパックを生ごみの中に入れておくだけでハエが寄ってこなくなります!

これはかなり素敵な情報じゃないですか?
主婦としては、まじで目から鱗です。

納豆食べられない人は、食べなくても、「納豆菌」の粉末を巻いておくといいそうです。
と言うと、
「納豆菌なんて持ってないし!」
と思われるかもしれませんが、なんと、納豆菌はそのへんの薬局に売ってます!

納豆菌の粉末を水に薄めてスプレーしておくと、除菌効果があるみたいですよ。
あと、食あたりとかになった時、納豆菌の粉末を飲むと食中毒の原因菌より納豆菌のほうが勝つので、症状が緩和されるなんてこともあるそうです。

納豆菌って、本当に繁殖力が強いんですね!

そんな話も交えつつ、本題の甘酒の効能や作り方をとってもわかりやすく教えていただきました。

8時間でできる醸造物・甘酒のつくり方とまとめ

教えてもらった甘酒の作り方は、重要ポイントとして、おかゆを炊飯器のおかゆモードで作るのではなく、まず普通に米を炊いてから、鍋に炊いた米と水を入れておかゆ状にするということがありました。

炊飯器のおかゆモードでおかゆを作ると、でろんでろんの糊状になってしまうからだめなんだそうです。
米粒が少し残っているくらいにしないと、甘味がうまく出ないそうですよ。
手間はかかるけど、そうゆう作り方をしたほうが断然おいしい甘酒ができあがるということです。

私はいつも、自宅で自家製甘酒を作っていますが、炊飯器のおかゆモードで作っていたので、次回からは教えてもらったやり方を実践してみようと思います!
手作りの甘酒って、ほんと美味しいんですよね!
美肌効果バツグンだし♪
甘酒は絶対におすすめです!

しかし!

スーパーで売っている甘酒には、手作りの甘酒のような効果は期待できないので、甘酒の効果を得ようと思ったら、手作りしないとだめですよ~!

売っている甘酒は、たとえ米と麹だけで作られているものだとしても、保存をきかせるために火入れしてあるので、効果がほとんど無くなってしまっているんです。

効果効果って、甘酒にはどんな効果があるのか?
という話は、また別の記事で詳しく書こうと思います。

ところで、2017年1月11日に、発酵王子・伏木暢顕さんの本が出版されます♪
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こうじ甘酒レシピ 作りおき: 砂糖なしでおかずもスイーツも! (小学館実用シリーズ LADY BIRD)

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