ドビパンって知ってますか? クセになる美味しさのドビパンと、 プンパニッケルのこと

ドビパン?

ドビルパン?

そんなの聞いたことないですよねー!

知る人ぞ知る、マニアックなパン、ドビパンについてのお話です。

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ドビパンはどこで買える?

DOBIPAN(ドビパン)という名前を知ったのは、お知り合いの方がSNSにアップされていた投稿がきっかけです。なにやら美味しそうなパンの画像があり、ドピパンという聞きなれない単語・・・。

気になって気になって仕方なくて、ググってみたところ、検索結果はどれもこれも「ドビパン」じゃなくて「ドビルパン」

ドミニク・ド・ビルパン という名前の、フランスの元首相しか出てこないんですよ。他のワードで検索してみても、どうもGoogleさんは、こっちが「ドビパン」って言ってるのに、

Showing results for ドビルパン
Search instead for ドビパン

つって、どうしても「ドビパン」を「ドビルパン」に変えたがるんですよ!

なんでやねん!

まあ、それだけ認知度の低い、一般的じゃない単語だということが良くわかりますが。

あきらめて別の検索エンジンを使ったら、出てきましたー。

ドビパンは、「minne」という、素人が作った様々なジャンルの品物を、ネット上で売り買いできるサイトで販売されていました。「minne」は、作家さんが心を込めて作った作品があつまる、ハンドメイドマーケットだそうです。登録すれば誰でも出品できるようなので、ハンドメイドの物を作るのが趣味の方とかは、こういった場所で自分の作品を販売することもできるんですね!

こちらのページでは、いつもドビパンは売り切れの状態です。なので、まず作家さんにメッセージを送って注文してから購入するという、受注生産みたいなカタチになっています。

この作家さんがまた、とっても濃いキャラというか個性的な方のようで・・・。

ドビパンと作っている ’ドビパパ’ とは

ドビパパさんは、もともと味噌造りの専門家の方で、40年以上お味噌の世界にどっぷりつかっていたそうです。数年前から食事に関して興味をもち、身体がよろこぶ食探しを始め、今年(2017年2月)になって、ドビパンに出会ったそうです。

味噌作りの醸造技術をもってパン作りを始めたそうですが、ドビパパさんはもともと、パンを造ろうとしてドビパンを焼いたわけではないとか。味噌作りの大豆を麦に置き換えたら偶然にできたものらしい・・・。

なんとも謎なパンですが、作者のドビパパさんも、なんともいえない変わったお方みたいです💦 ドビパパさんの存在自体が気になりすぎて、SNSでお友達にならせていただきました。そのSNSのプロフィールには、

「2011年11月から始めた菜食。2012年5月からは、断糖、断加工品、一日一食で四年が経ち、現在、小食から微食へと進んでいます。先人の踏み跡を辿りつつ、生きる意味を知る旅の途上です。」

と書かれており、ますます謎は深まるばかり。なんだか仙人のようなお方です!

発酵の業界(?)では知る人ぞ知る、重鎮なのかも・・・?

ドビパパさんは、ドビパンを購入したときの対応もとても丁寧でしたし、SNSの投稿を見させていただいても、とっても素敵な暮らしをされている方なんだなーと感じ、お会いしたことはないけどきっと素敵な人なんだろうなという印象です!

ドビパン、そのお味は?

来ました!ドビパン!

クリックポストで送られてくるので、狭いポストにパンが押し込まれているという、なんともいえない不思議な状態です(笑)

私が注文したのは、スペルト小麦全粒粉を100%を使用したもの。

どぶろくから起こした自然酵母を種菌にしており、小麦粉と塩とごく少量のごま油、そしてパン種だけから作られています。

ちなみに他には、
・南部小麦
・ライ麦
・ライ麦とスペルト小麦半々
・玄米40%スペルト小麦60%
があります。

カットすると、こんな感じ。

気になるお味は・・・、とっても美味しいです!

というか、意外と美味しいです!

見た目からして分かるとは思いますが、パンはパンでも、日本でよく売られている一般的なふわふわの柔らかいパンとは違う、固くて重いずっしりしたパンです。

こういったパンは、白くてやわらかいパンを普段食べている日本人にとっては異質なものだと思うし、味も酸っぱいので好き嫌いがすごくあると思います。

だから正直、恐る恐る食べてみた。というところなんです(;´∀`)

しかし、食べる前の不安は一口食べた瞬間に全くなくなりました!ぜんぜん普通に美味しいんです!というか、とっても美味しい♬

噛めば噛むほど、お口に広がるなんとも言えない酸味と旨味・・・。

キャッチコピーどおり、まさに滋味溢れる、からだ喜ぶ味わいです!

そのまま食べてもいいですし、こんな風にクリームチーズをはさんで食べると美味しいです♪

固くて重くて酸っぱい味がするんだけど、意外と子供が好きな味なのか、2歳の息子はバクバクバクバク食べてました!

そいういえば、以前「プンパニッケル」を食事に出した時も、息子は美味しそうに完食してたなー。

プンパニッケルとは

プンパニッケルはドイツ発祥のパンで、ドイツでは一般的に食べられているパンです。日本でも最近は広く知られるようになった、伝統的なライ麦パンです。

ブンパニッケルは焼き上がるのにとても時間がかかるパンで、型に入れてから4時間から20時間もの間、お湯を張ったオーブンで蒸し焼きにします。この焼き方により水分が多く含まれ、もちっとした食感に仕上がります。ライ麦粉の酸味が強く、固くてずっしりした食事パンです。密封してあれば、数ヶ月の長期保存が可能なところも特徴です。

食べ方は、スライスしてサワークリームを塗ったり、クリームチーズをのせたり、ハムやスモークサーモンをのせて食べると美味しくいただけます。また、シチューやポトフなどに添えて食べたりします。

主な材料は、ライ麦粉、ライ麦粗サワー種、イースト、塩、水です。

私が以前購入したのはコレ↑

とってもシンプルな材料ですね。

パンはパンでも、一般的な甘いパンやふわふわのパンと違い、とっても身体に良いパンなんです!

ライ麦粉は小麦粉に比べてビタミンや食物繊維が多く、糖質だけでなく、たんぱく質や脂質、ビタミンB1、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。ビタミンB1は、糖質の代謝を促進するので、疲労回復効果があります。

また、プンパニッケルは糖質が多いですが、小麦粉のパンに比べるとGI値が低いので、血糖値の急激な上昇を抑えることができますし、食物繊維が豊富なので、腸の働きを活性化し整腸作用も期待できます。それに、しっかりした重みのあるパンなので、よく噛んで食べる必要があり、よく噛むことによっても満腹感を得やすく、ダイエットにも最適です。

プンパニッケルは、普通のパン屋さんにはなかなか売っていませんが、楽天では有機ライ麦粉を使ったものが買えます↓↓↓ しかも意外と安い!


無農薬有機ライ麦全粒粉ドイツパンMeier baer【プンパニッケル(250g6枚)】ライ麦粒が詰まった食べ応え十分のドイツパン

ドビパンも、プンパニッケルも、発酵食品!

ドビパパが作る「ドビパン」は、まさに発酵食品!

そもそもパンは発酵食品なんでしょうけど、例えば味噌とか醤油とか納豆とか酒とかヨーグルトといった発酵食品とはちょっとなんか違いますよね?

詳しいことは分かりませんが、発酵することによって人間の身体にとって有益な食品になっているかいないかの違いというか・・・。

普通のパンと違って、ドイツのプンパニッケルや、それに似たドビパンは、身体に良い効果をもたらしてくれる、発酵食品と言えるんじゃないかと思うのです!

ドビパンは本当に、作り手の思いが伝わってくるような、味わい深い素敵なパンでした。

出会えてよかったなぁ(*´▽`*)

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