キンコン西野亮廣さんのトークショーに行ってきた! えんとつ町のプペル展in名古屋

お笑いコンビ キングコング の西野亮廣さんといえば、はみ出し者の天才芸人という感じでまさに今、時の人ですよね!

絵本作家としてもかなり有名になっているし、それ以外の活動や言動で頻繁にSNSが炎上したりニュースに出たりしています。

そんな西野さんの活躍を知ったのは、お友達から貸してもらった、著書「魔法のコンパス」と、話題の絵本「えんとつ町のプペル」です。
私は普段ほとんどテレビを見ないので芸能情報にかなり疎いです。キンコン西野さんの絵本の話を聞いたときは、

「あー、あの昔 ‛はねるのトびら’ に出てた人かー。そいえばここ数年見てないなー」

くらいで、まったくと言っていいほど西野さんの活動について知りませんでした。

そんな私でしたが、「魔法のコンパス」と「えんとつ町のプペル」を読んで・・・
いっきにに西野さんのファンになりました!!

めっちゃ面白いんですよ、ビジネス書が。
めっちゃ感動するんですよ、絵本が。

そんな西野さんのトークショーが名古屋で開催されると聞きつけ、さっそく行ってきました!

スポンサーリンク

入場は、まさかの大行列。

当日、トークショーは13:45開始だったのですが、念のため早めに行って近くでランチを食べてから行こうと思い、11:00には名古屋の丸の内に着きました。
場所の確認のため、会場となるオフィスビルの前を通ってみると何やらトークショーの係員みたいな人達がすでに来客を迎えるためのスタンバイをしていました!

「まだ2時間以上前なのに・・・?」

と思いながら、なんとなく不安になったのでランチは早めに切り上げて11:30過ぎに会場に戻ってみると、なんとすでにかなりの人が並んでるではないか!!!


早めに来てよかったー。
その後、行列はだんだんと増えていきすごいことになってました。
早めに並んだおかげで、狭い会場ですが前から3番目の列の真ん中あたりの席を確保できました♪

西野さん、登場!

いやー、男前ですね♥
なんかルックスがいいから私がちょっと勘違いしただけですが、登場するときはもっと観客席から
「キャー、西野さーん♡」
的な黄色い叫び声が聞こえるのかと思いきや、ふつうーに拍手だけの観客席。

そうですよね、そりゃそうですよね。
絵本作家としてトークショーに来てるんですもん。
芸人として来てるわけでもなければ、ましてやアイドルでもないしね。

でもね、私は心の中で
「キャー、西野さん♡」
と言いましたよ。

だって、本とか読んですでに尊敬してるし、その尊敬してる人が目の前に現れてしかもカッコよかったら、そりゃ「キャー♡」てなりますよ。

残念すぎた司会者

これね、どうでもいいっちゃどうでもいいんだけど、トークショーの1割くらい台無しにしちゃってたのでとりあえず初めに書いておきます。

何かって、司会者ですよ!
司会というか、対談形式みたいな感じで常に西野さんの横に座っていて質問したり相槌うったりする役の人です。

その女の子がねー、声は素敵なんですよ。まさにウグイス嬢にはぴったりの美声。
だけどね、頭悪すぎた。

司会が下手なんてもんじゃない、もう
「あんた、やる気あんの!?」
って言いたくなるレベルで、
天然なのかな、とか緊張してるのね、とか最初は思ったけど、いやそうじゃない。
明らかに頭が悪いわ。

西野さんも、隣で彼女の扱いに困ってたよ。

もちょっとマシな司会者にするべきだったよねー。
とりあえず、言っておきたかったのですこれは。

あっという間の2時間、目が離せなかった!

魅力的な人間の話は、ずっと聞いていても全然疲れないですよね。
頭のいい人って、ほんとに話すのも人を惹き付けるのも上手。こっちも頭はフル回転だし、目も瞬きするのが惜しいくらい、とにかく惹き付けられる!

トークショーの内容は、絵本「えんとつ町のプペル」についての制作秘話などが中心で、著書である「魔法のコンパス」に書かれている内容を噛み砕いて話されている感じでした。

とにかく!この本は必読ですよ!
かなりのおススメ♪ とくに起業とか考えてる人はね!

 魔法のコンパス 道なき道の歩き方

もちろん、絵本もおススメです!絵も素敵だし、文章も深い。
泣けるよ♪

 えんとつ町のプペル

アイデアは降ってこない、だから掘る

いろんな斬新なアイデアでもって、さまざまな活動をされている西野さんですが、
「そいういうアイデアはどうやって思いつくんですか?」
の問いに対して、
「そんな、空から降りて来るようなことはないよ、だから努力して発明するんだよ」
という。

西野さんは、「ディズニーに勝つ!」と公言しているんです。
だから、そんなおっきなこと言っといて負けるわけにはいかないから、もうどうしたってアイデアを、そうなるための仕組みを発明しないとヤバいから死に物狂いで発明しなきゃいけないと。

発明するためには、降ってくるの待っていたって前に進まないから、とにかく「掘る」のだそうです。掘って掘って掘ったところに何もなかったとしても、無駄ではない。例えば、東のほうを掘って何もなかったとしたら、あとは西と北と南を掘ればいい。次に西を掘って何もなかったら、あとは北と南を掘ればいい。というように、とにかく掘っていけば消去法で掘る場所が限定されていく。すなわち可能性の確率が上がるってことです。

とにかく、行動に移すっていうことは大事ですよね。
間違っていたとしても、行動すればその行動によって「間違っていた」ってことを知ることができるから、慎重になってばかりで他人の目を気にして行動を躊躇してる人より確実に前に進むスピードは速いと。

スピリチュアルは嫌い

これねー、めっちゃ共感できた部分です。
私も、スピリチュアル的なのって苦手なんですよ。

「思えば叶う」
とか、そういうの。

無理やり感が半端ないんですよねー。
口に出して言っていれば願いは叶うとか、ポジティブシンキングでいればどうなるとか・・・。

辛いことがあったときとか、何か問題があったとき、無理やり前向きな気持ちになろうとしたって結局、根本的な理由とか原因とか解決策とかを自分で理解しないと、前向きになんてなれないですよね?

そうなった理由を論理的に考えて、
「こうこうこうゆう理由で、こうだからこうなった。」
というふうに、自分に説明できれば納得してすっきりして解決して自然と前向きになれるんです。

だから、ポジティブシンキングじゃなくて、ロジカルシンキングが必要!

思えば叶うとかじゃない、理論的に説明して自分を納得させなきゃ。
私は昔から、気になることとか自分の気持ちとか何に対しても、気になったことはとにかく調べて真相を知らないと気が済まない性格でした。

だから、「なんでもいいから、とにかくやってみて」とか、「とにかく良いものだから使ってみて」とか、「だまされたと思ってやってみて」とかいうの嫌い。
自分で納得いくまで調べたり、体験してみたりして、それが良いか悪いかは自分で決めたい。

理論的に自分に説明することができると、人にも説明できるしね。

スポンサーリンク

「子供向け」ってゆう概念は親のエゴ

西野さんは、タモリさんに「絵を書いたら?」とすすめられたことがあるそうですが、そのタモリさんと絵本の話で盛り上がっていた時、こんな話になったそうです。

よく、子供の親さんから
「この絵本は子供向けですか?」
という質問がある。

いやいや、そもそも「子供向け」ってどんなん?それって、子供が本当に喜ぶ絵本ですか?それって、子供が好きな絵本じゃなくて単に親が子供に読ませたい、読んでほしいと思ってる絵本じゃないですか?
ってこと。

西野さんは小さいころ、プラモデルのパッケージに描かれている細かいタッチの飛行船とかの絵を見て興奮したり、ジブリの映画「天空の城ラピュタ」とか「風の谷のナウシカ」の映像を見て、めっちゃ興奮したりしていたそうです。だけど、なぜか与えられる絵本は「ノンタン」(笑)。

そんなカッコいい、繊細で近未来的なSF的な絵や映像を見たりして興奮してるのに、「ノンタン」の絵本見せられても、そりゃつまんないですよね!

親が、「子供向けですか?」って子供の前で言ったら、子供としてはちょっとムカつきますよね。だって、子供は自分の事そんなに子供だと思ってないから。馬鹿にされたような気がするし、下に見られている感じがするし、自分を理解してもらえないって思うでしょうね。

子供のころは自分もそう思ってたはずなのに、
人間って、親になると、なんで急に子供の気持ちが分かんなくなっちゃうんでしょうね。
不思議~

アートには国語力が必要!

これも、タモリさんとの会話のこと。
なぜタモリさんは、なぜ芸人である西野さんに「絵を書いたら?」なんて言ったのか。

タモリさんいわく、「アートには国語力が必要」だそう。
で、「お前は国語力があるから絵を描け」ということなんですって。

アートに国語力が必要ってどうゆうことかというと、何か素晴らしい作品を作ったとして、その作品について細かく細部まで内容を説明できると、その作品を見る人が
「あー、この作品はそうゆうことなんだー!」
と、納得して作品を理解することができる。だけど、そうゆう説明がうまくできない人すなわち国語力がない人は、素晴らしい作品を作ってもあまり理解してもらえない。

という、ちょっと上手く説明できてない気がするけど、なんとなくそうゆことだそうです。

確かに、わかります、それ。
アーティストの人って、作品について何か説明してるんだけど、

「なんだかイマイチ言っている意味がよくわからんわー」

ってこと、ありませんか?
で、

「ま、芸術家ってそんなもんだよねー」

みたいなことで終わるんだけど、それってなんかちょっと違うよなって気がします。

そんな独りよがりな!って感じでしょ?
芸術家だからちょっと変わってる。だから言ってることよくわかんない。でも作品は理解されたい。
ってねー。

この話と全然関係ないか、ちょっとは関係あるかわかんないけど、

私は「村上春樹」が理解できない!

村上春樹の本って、すっごい人気あるけど、私、あの人の本はとってもつまらないんです。数冊手に取ったことがあるけど、どれも途中で読むのやめたぐらい、つまらなかったんです。

これって、私には芸術的な感性が無いからなのかなーって悩んだことすらありました。

でもさ、なんかこの「アートんは国語力が必要」って話聞いて、すくわれた気持ちになっている私。

これって間違ってる?
だれか教えてください!

とにかく共感しすぎて感動でした

あとは、クラウドファンディングの話とか、お金は信用を数値化したものっていう話とか、いろいろいろいろ・・・。
西野さんの「魔法のコンパス」を読めば、とっても興味深い話がわんさか書いてありますよー。

西野さんの考え方は本当に共感できるところがたくさんありました。
共感できすぎて、感動してちょっと涙出そうになったし!

「あー、私の考えって間違ってなかったな」
って、思えました。

そんな西野さんの言葉、考えなど、ブログやSNSで常に発信されています!

これからも頑張ってください!
応援してます!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする