ホンモノの調味料について * 「油」 正しい油の選び方、油の重要性、健康効果など

ホンモノの調味料シリーズ、第二弾は「油」です。

油は調味料とはいえないですが、炒め物や揚げ物、サラダのドレッシングなど、料理には調味料と同じくらいよく使うのが食用油です。

昨今の健康ブームでは、あの油が良いとかあの油が危険だというような情報が頻繁に飛び交っています。

身体に良い油ってどんな油?

健康と油の関係、選ぶべき油、食用油の真相、おすすめの油について詳しくお話します!

今回も長いので、てっとり早くおススメの油を知りたい方は、”contents”のリンクから「おすすめの油はこれ!」の項に飛びましょう(*’▽’)

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身体には「油」が必要不可欠

油といえば三大栄養素のひとつである「脂質」ですね。「脂質」と聞くと、カロリーが高いので摂りすぎると太るとか、コレステロールが上がるとか、メタボになるとか、そういったマイナスイメージが強いかもしれません。

たしかに脂質を摂りすぎると肥満を招き、肥満から生活習慣病につながります。しかし、脂質は身体のエネルギー源になったり、身体を作る細胞や身体を維持するホルモンの材料となる重要な栄養素であり、身体にとって必要不可欠なものなのです。

脂質=太るというわけではない

脂質をとると太るという概念は、実は間違っている部分もあります。

たしかに脂質は、1gあたり約4kcalであるタンパク質や糖質に比べると、1gあたり約9kcalなので高カロリーです。しかし脂質は糖質に比べると、体内で有効に活用される栄養素なのです。

糖質は身体や脳のエネルギー源になりますが、摂りすぎて余った分は中性脂肪になり身体に蓄積されます。しかも、余った糖質は身体の中でタンパク質と結びついてタンパク質が変性し、AGEs(糖化最終生成物)という老化物質を生成する「糖化」を引き起こします。

昨今、糖質の摂りすぎに警鐘がならされているのはこの「糖化」による身体のさまざまな機能低下が理由です。

一方、脂質は糖質と違い、エネルギー源になるだけでなく細胞の材料やホルモンの材料として利用されます。人間の身体は約60兆個の細胞で出来ており、脂質はその細胞の外壁ともいえる需要な役割をする細胞膜を作る材料となるのです。

また、女性ホルモンや成長ホルモンや副腎皮質ホルモンなどの材料になったり、タンパク質の吸収を高める、脂溶性ビタミンの吸収を高める、糖質の吸収を緩やかにするなどの働きをします。人間の脳の60%は脂質だともいわれています。

脂質は体内に摂りこまれるとエネルギー源になる中性脂肪になり、それが脂肪酸に分解され、その後さらに遊離脂肪酸となり血中に放たれます。血液中の遊離脂肪酸は体中をまわってエネルギーを必要とする組織に取り込まれ、余った分は再び中性脂肪になり脂肪細胞に蓄えられます。そして蓄えられた中性脂肪はまた遊離脂肪酸となり、エネルギーが不足している組織に利用されます。

このように、脂質は体内でどんどん燃焼し、有効活用されるのです。

ここまで来ると、脂質よりむしろ糖質のほうが太りやすく、摂りすぎると身体に害があり、体内で有効活用される脂質のほうが太りにくいということが理解できるかと思います。

 

コレステロール値は多少高くても良い

更年期をすぎた女性は特に、コレステロール値が高くなって、病院で指摘されることが多いかと思います。病院での血液検査でコレステロール値が高いという結果が出て、医者から注意をうけるので、コレステロール値が高いとだめなんだ!と思いがちですが、実際はそうでもないようです。

コレステロールは女性ホルモンの材料です。男性も同じですが、特に女性は総コレステロールが少し高めのほうがいいんです。最近の研究では、コレステロール値に「基準値」を設けることがそもそも問題だといわれているようです。しかも日本のコレステロールの基準値は世界的に見てもかなり低く設定されています。

たしかにコレステロール値があまりにも高すぎるのは良くないですが、そもそも基準値が低いので、血液検査でコレステロール値が少し高めだったとしても何の問題もないというか、脂質が身体に与える良い影響を考えると、むしろ少し高めのほうが健康的といえるのです。

コレステロールを「善玉」「悪玉」に分けて、悪玉コレステロールは悪者扱いする風潮がありますが、実際はコレステロールに悪玉も善玉もないらしいのです。というか、別にLDLコレステロールが悪なのではなく、HDLコレステロールとはその働きが違うだけのことです。体内にコレステロールを分配する働きを担うLDLコレステロールが増えすぎると、コレステロールが過剰分配されてしまうから、その結果生じる不具合が懸念されているということです。

コレステロールが足りないと女性ホルモンが乱れ、PMSや不妊になったり自律神経のバランスが乱れたりしますので、女性は特にコレステロールが不足しないように気を付けるべきなのです。更年期以降の女性のコレステロール値が高くなるのも、自然な現象といえます。

油の種類と分類

脂質が身体にとって重要な役割を果たし、生きていくために必要不可欠な栄養素だということは、だいたい理解できたかと思います。

その脂質を体外から摂りいれるとめに油脂をとるのですが、油脂にはさまざまな種類があり、油脂の主な成分は脂肪酸です。脂肪酸は、炭素と水素と酸素の3種類の原子で構成され、その構造によって分類されており、それぞれ働きが異なります。

脂肪酸は「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」の大きく2つに分けられます。この2つの大きな違いは融点です。飽和脂肪酸は融点が高いので、常温では固体、不飽和脂肪酸は融点が低いので、常温では液体です。

 

飽和脂肪酸

飽和脂肪酸を多く含むのは、肉や乳製品に多く含まれる油で、バターやラード、ココナッツオイルもこれにあたります。

飽和脂肪酸は水素と炭素が隙間なくつながっている分子構造なので結合が強く、そのため常温でも固体のままです。

 不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸を多く含むのは、サラダ油やオリーブオイルなどの植物性の油全般です。

不飽和脂肪酸は炭素と水素のつながりがところどころ途切れており、原子同士の結合が弱いので、常温では液体になっています。

一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸はさらに、「一価不飽和脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」に分かれます。

一価不飽和脂肪酸は、オリーブオイルや菜種油、アボカドやピーナツに多く含まれる脂肪酸で、オメガ9系脂肪酸といわれます。多価不飽和脂肪酸はまたさらにいつくかの種類に分類されますが、オメガ6系オメガ3系が重要な脂肪酸です。

オメガ6系不飽和脂肪酸は、サラダ油やごま油、とうもろこし油、大豆油、ベニバナ油、ひまわり油に多く含まれており、オメガ3系不飽和脂肪酸は、えごま油や亜麻仁油、しそ油、くるみ、魚油に多く含まれています。

長鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・短鎖脂肪酸

脂肪酸は、原子をつなげる鎖の長さによっても区別されます。炭素が7以下であれば短鎖脂肪酸、8~10であれば中鎖脂肪酸、12以上であれば長鎖脂肪酸となります。

例えばオリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は、炭素数が18個なので長鎖脂肪酸です。

中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて素早くエネルギーに変換されるので、脂肪になりにくく太りにくいという理由から「健康に良い」と言われています。

トランス脂肪酸

摂ってはいけない油の代表格です。

常温では液体の菜種油などの植物油に、水素を添加して固体の油脂を製造する加工の段階で生成されるのがトランス脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸に比べて酸化しやすいのが特徴ですが、これに水素を添加することによって、酸化しにくく常温でも固体でいる、飽和脂肪酸に似た油ができます。

 

このような、自然界には存在しない不自然な油を作るわけは、安価で大量生産できる油脂を使った食品を生産するためです。

水素添加によって製造されるマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどのお菓子、揚げ物などには大量のトランス脂肪酸が含まれています。

 

人工的に作られた不自然な油脂に含まれるトランス脂肪酸は、摂取すると身体にさまざまな弊害がおきることがわかっています。動脈硬化や虚血性心疾患のリスクが高まる、肥満、アレルギー性疾患、妊産婦・胎児への影響など、あらゆる害をもたらす、危険な油脂なのです。

このような弊害が明らかになっているため、諸外国ではトランス脂肪酸を規制する動きが強まり、全面的に使用を禁止する方向の国さえあります。しかし、日本はトランス脂肪酸に対する規制が遅れており、ほとんど野放し状態なのが現状です。

 

トランス脂肪酸は、市販されている加工食品の多くに含まれています。ケーキやお菓子、揚げ物類だけでなく、インスタントラーメンやパン、カレールー、マヨネーズ、クッキーやビスケット、ポテトチップス、冷凍食品など、挙げればキリがありません。

 

商品の裏に記載された原材料を確認しましょう。

「ショートニング」と書かれているものはもちろん、「植物性油脂」と書かれているものもトランス脂肪酸のかたまりです。

 

上記のような、トランス脂肪酸が含まれる食品は毒です。トランス脂肪酸が含まれる食品を買って食べることは、自分でお金を払って病気になっているようなものです。

トランス脂肪酸は極力避けたい、いや、絶対に避けるべき油脂なのです。

 

 油の選び方

脂質が身体に与える良い影響や、脂質が身体にとって必要不可欠な栄養素であることは説明しました。脂質は体内でさまざまな用途で活用されますが、これはあくまでも「良い脂質」を摂った場合の話です。「悪い脂質」を摂れば、悪い細胞ができ、悪いホルモンになり、結果的に悪い身体=不健康な身体になってしまいます。

ですから、脂質を摂って身体に良い効果をもたらすには「良い脂質」を選んで摂取することが大前提になるわけです。

まずは、決して選んではいけない油からお話します。

サラダ油は危険

植物性油脂を摂るにあたって重要なのは、オメガ6とオメガ3のバランスです。

現代人は、大半がオメガ6を摂りすぎている傾向にあります。おおまかに言うとオメガ6は炎症を促進する作用、オメガ3は炎症を抑制する作用があり、どちらも身体には必要な作用です。オメガ6が多すぎると炎症が起こりやすい細胞膜ができてしまいますが、そこにオメガ3が適度に含まれると炎症を適切な程度に抑制できる細胞膜になるというわけです。

身体に必要な作用をもつオメガ6ですが、摂りすぎると当然バランスをくずしてしまいます。現代人がオメガ6を摂りすぎている理由として、サラダ油があります。

サラダ油といえば、ごく一般的に家庭での料理に使われるポピュラーな油ですよね。しかし、そのサラダ油が身体に害をもたらす危険な油であることは、あまり知られていないようです。

サラダ油とは、原料が何か決められてるわけではなく、菜種、ひまわり、綿実、ベニバナなどの油を原料として製造された、精度の高い油です。複数の油をブレンドしてあるものもあります。

サラダ油の原料になる油のほとんどに、オメガ6であるリノール酸が多く含まれています。対してオメガ3であるα-リノレン酸は少量しか含まれていません。したがって、サラダ油を使った料理ばかりを食べていれば、必然的にオメガ6の摂りすぎになるのです。

それ以外にも、安価で大量生産されているサラダ油は、遺伝子組み換えの原料が使われていたり、製造の過程で大量生産の製造方法によって生じる害などがあります。

基本的に、ものすごく安価で売られている油は健康によくありません。サラダ油がその最もたるものです。サラダ油の中でも、「健康〇コナ」とか「ヘルシー〇セッタ」とか「コレステロールオフ」とか「キャノーラ油」とか書いてある、いかにも身体に良さそうだと思わせるような商品が売っていますが、それこそ危険な油です。

こういった油の原材料を見ると、 

  食用精製加工油脂、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)

といった記載があります。もう訳が分からないですね。

原料の油が何かもわからないし、添加物も入っています。脂肪がつきにくい「中鎖脂肪酸」が含まれていることを根拠に「ヘルシーなんたら」と謳っていますが、それ以外のところが危険すぎます。

安価で使いやすいサラダ油ですが、こういった油を使うことによって身体に及ぼす悪影響を考えると、サラダ油は選んではいけない危険な油だといえるでしょう。

積極的に摂りたいのはオメガ3

現代人はオメガ6を過剰に摂りすぎている傾向があります。オメガ6ももちろん身体にとって必要な油なのですが、何も考えなくても自然に摂りすぎてしまう油なので、控えめにするように気を付けたほうがいいのです。

その代わり、足りていないのはオメガ3です。オメガ3とオメガ6の理想的な割合は1対3くらいだといわれています。このバランスを保つためには、摂りすぎであるオメガ6を控えめにし、足りていないオメガ3を積極的に摂る必要があるのです。

オメガ3のα-リノレン酸を多く含む油は、えごま油、亜麻仁油、クルミ油、しそ油などです。また、EPAやDHAなどのオメガ3は魚の油に多く含まれています。

数年前までは、ほとんど馴染みのない油でしたが、健康志向が高まる昨今、α-リノレン酸という単語もよく聞くようになりましたし、実際どこのスーパーでも「えごま油」や「亜麻仁油」が売られるようになりましたね。

オメガ3と摂る際に注意が必要なのは、「加熱しない」ということです。

加熱するとすぐに酸化してしまう油なので、基本的に「生」で摂取するようにしましょう。えごま油や亜麻仁油は、ドレッシングにしてサラダにかけたり、そのままスプーンで飲んだりして摂る油です。

また、オメガ6も加熱によって酸化してしまう油です。ですから、先ほどお話した「サラダ油」は、加熱することによって生じる毒も含んでいるということになります。

加熱調理に向いているのはオメガ9

不飽和脂肪酸が多い植物油は酸化しやすいので、基本的に高温加熱には向かないのですが、オメガ9は比較的熱に強い油です。

オメガ9のオレイン酸が多く含まれる油は、オリーブオイル、菜種油、アボカドオイルなどです。また、米油やごま油はオメガ6とオメガ9が同じくらいの比率で含まれています。

ここまでで、普段の家庭での料理に使用する油は何を使ったらいいかが、大体わかってきたかと思います。ドレッシングなど、生で使用する油なら「えごま油」や「亜麻仁油」など、炒め物や揚げ物に使用する油なら「オリーブオイル」や「菜種油」などが適していますね。

それでは、実際にそういった油を購入する際、どういった点に気をつけて選べばいいのでしょうか。オリーブオイルひとつとっても、種類は数えきれないほどありますよね。

次は、製造方法や原材料などを考慮した、正しい油の選び方をお話します。

製造方法、原材料、ホンモノの油とは

本来の伝統的な製法では、植物油はじっくり時間をかけて搾られます。

 

例えば菜種油であれば、①原料の菜種を30分以上かけてゆっくり焙煎し、②唐箕というふるいにかけて菜種以外の不純物を取り除きます。③圧搾機にかけじっくりと油を搾りだし、④和紙などを使い搾った油を濾過します。

おおまかに言うと、このような手順を経て食用油は作られます。

 

菜種油以外も、原料によって方法は異なりますが同じような工程を経て、時間をかけて自然な方法で圧搾して絞られるものが伝統的な製法です。これを「圧搾法」といいます。

 

しかし、この方法では時間がかかるし、コストも高くなってしまいます。

そこで、大手の製油会社では、アルカリ液やヘキサンという化学溶剤を使って油を抽出し、その後ヘキサンを取り除くために高温加熱するといった工程を含む製造方法を行うようになりました。この方法では油分の99%を搾ることができ、もっとも効率の良い抽出方法です。

これを「溶剤抽出法」といい、植物油を低コストで大量生産することができます。

 

溶剤抽出法の危険性

いまや、大手に限らずほとんどの製油メーカーが、溶剤抽出法を使って製油をしています。

この方法を使うことによって、メーカーは低コストで植物油を大量生産ができるというメリットがあります。しかし、この工程で使用する「ヘキサン」という溶剤は、とても有害な化学溶剤なのです。

ヘキサンは、使用後に取り除く処理がされますが、100%取り除けるとはいえないので、ヘキサンを使って抽出された油を摂取すると、その油と一緒に有害なヘキサンも身体に摂りこまれてしまうのです。

また、高温で加熱することによる油の変質、栄養素の損失や、加熱、ろ過、脱色など数回の工程を経ることによって発生する「トランス脂肪酸」の問題もあります。

しかも、このような方法で大量生産される油には、酸化防止剤が添加されている場合が多いのです。

溶剤抽出法を使って製油された油、つまりスーパーにペットボトル入りで安価で売られている油のほとんどは、高温処理を繰り返される製造の工程ですでに酸化しきっており、化学溶剤が残留しており、そこにさらに余分な添加物が追加された、トランス脂肪酸と化学物質のかたまりのような油なのです。

低温圧搾法(コールドプレス)

伝統的な圧搾法の中でも、温度管理を細かく行って低温で圧搾する方法を、コールドプレス(低温圧搾)といいます。熱を加えずにゆっくりと60度以下で圧力をかけることによって搾るので、原材料にもともと含まれていた成分の損失を少なくすることができます。そのため、風味や栄養面で優れた油が出来上がります。

熱に弱い不飽和脂肪酸の変質を防ぐことができる方法であり、良質の油を作るには最も良い方法です。しかし、この方法では油分の抽出に限界があり、約65-70%しか取れないと言われています。そのためコストがかかるので、値段は高くなります。

原材料にも注意が必要

基本的に、安価で売られている油は原材料も安価なもの、すなわち遺伝子組み換え農薬の大量使用の懸念がある、安価で大量生産されている原材料です。

ちなみに、「キャノーラ油」というのは「菜種」を品種改良した「キャノーラ種」というものを使用している油で、決して健康に良い油でもなんでもありません。

原材料が明記されていない油は、どんな原料を使っているかわからなくて危険なので、できるだけ原材料の表示がしてあるものを選ぶことが重要です。

選び方のポイント

・低温圧搾と書かれている
・遮光瓶に入っている
・値段(最低でも500mlで2,000円以上くらいするもの)

分かりやすいのは、「低温圧搾」とか「一番搾り」と書かれているものです。また、色のついた遮光瓶に入っているものを選ぶということも重要です。ペットボトルに入っている油は、その時点で避けましょう。

最近、偽物ばかりのオリーブオイルが話題になっていましたね。オリーブオイルは健康に良さそうという感覚から、使っている方も多いかと思います。しかし、オリーブオイルだったらなんでもいいというわけではありません。「エキストラバージンオリーブオイル」を選ぶのは大前提ですが、エキストラバージンと記載してあっても、実際は本来のエキストラバージン(新鮮な果実を低温圧搾で搾ったもの)の定義とはかけ離れた商品がはびこっているのが現実です。

最初に搾ったバージンオイルに、残りかすの果実をさらに絞った油を混ぜてあったり、ほかの油がブレンドしてあるようなシロモノもあります。このような油を使っていては、いくら健康に良さそうなオリーブオイルを使っていても、安価なサラダ油と大差はないといえます。

もうひとつの選ぶ基準としては、値段です。伝統的な製法で作られる良質な油は、手間と時間ががかかりますし、原材料もこだわっとものを使ってるため、コストがかかります。そのため、どうしても値段が高くなります。

安い油を当たり前のように使っていると、ホンモノの油の値段に驚き、「こんな高い油は買えない!」となるかもしれません。

しかし、身体にとって害しかない油を摂り続けて、その結果、生活習慣病などの病気になって無駄な医療費を使うことを考えれば、決して高い買い物ではないと思うのです。むしろ割安。

健康のため、将来の自分のために今、自分に投資することは、決して無駄ではないのです。将来を見据えて、身体に良い食品にお金をかけることができる人こそ、先見の目がある勝ち組になれる人だと、私は思うのです。

おススメの油はこれ!

●菜種油なら、「ほうろく屋」のほうろく菜種油がおすすめです!「伝承」「荒搾り」「生搾り」の3種類が定番です。

薪焙煎 純国産菜種100%「ほうろく菜種油《伝承油》」460g

薪焙煎 純国産菜種100%「ほうろく菜種油《荒搾り》」460g

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ほうろく菜種油については、こちらの記事も参考にしてくださいね♪

●オリーブオイルは、こういったものがおススメです!


【5月中旬入荷予定】有機JAS認証エキストラバージンオリーブオイル ゾットペラ 500ml (イタリア・シチリア産/トンダイブレア種100%/オーガニック)

私が使っているのは、「れなり」というオリーブオイル♪

●亜麻仁油も。ニュージーランド産の無農薬・オーガニック原料です。


有機 亜麻仁油(フラックスオイル)250ml×2本セット★ニュージーランド産 ★ニューサイエンス【送料無料】

●えごま油、ここのオイルは個包装になっているものもあって使い勝手良かったです!


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動物性油脂について

ここまで、植物性油脂について詳しくお話をしてきました。食用油といば、菜種油やオリーブオイルなどの植物油を使うことが多いとは思いますが、バターやラードなどの動物性油脂の存在も忘れてはいけません。

不飽和脂肪酸を多く含む植物性油脂は、大半が熱に弱いので加熱調理には本来は向きません。それに対し、飽和脂肪酸である動物性油脂は、比較的熱に強いのが特徴です。

動物性油脂というとなんとなく身体に悪そうなイメージを持っている方も多いかと思います。とんかつ屋さんなどでは、とんかつをラードで揚げているお店が多いですが、ラードで揚げるってなんだかとっても身体に悪いような気がするし、バターがたっぷり使われたフランス料理なんかも、美味しいんだけど、カロリーが高くて身体には悪そうな気がしてしまいます。

たしかに、飽和脂肪酸を多く含む動物性油脂ばかりを毎日大量に摂取していれば、動脈硬化や脳梗塞、心疾患などの生活習慣病を発症するリスクが高まる可能性はあります。また、食べすぎるとカロリー摂取過多で肥満にもつながります。

しかし、動物性油脂は身体活動のエネルギー源になる需要な栄養素がたっぷりで、身体に必要な脂質や、ビタミン、ミネラルが多く含まれています。また、酵素も豊富なので、生で食べれば酵素をたっぷりと摂取することができます。

したがって、動物性油脂は健康のために積極的に摂ったほうがいいものであると言えるのです。実際、動物性油脂の摂取が少なすぎると健康を害するというデータもあるそうです。その具体例が脳出血で、脳出血は血管を丈夫に保つ動物性脂肪の飽和脂肪酸が、極端に不足することで発症し得る病気だということです。

また、動物性油脂をしっかり摂っている人ほど脳卒中に罹りにくいという結果も出ているので、やはり健康維持のためには適量の動物性油脂の摂取が必要だと言えます。

マクロビ・ベジタリアンなどの菜食主義は、不健康だと思う

動物性の食品を極力食べず、野菜を中心にした食生活をするベジタリアンの方は、欧米諸国には特に多いですよね。また、ベジタリアンよりももっと厳格に動物性の物を拒絶する、ビーガンという人達もいます。

そして、一時ハリウッドセレブの間でも大流行したマクロビオティックは、玄米菜食と言って、玄米をはじめとする穀物や野菜を中心にした食生活で、動物性の食品は極力摂らないというものです。

一見、健康的な食生活のように思われるかもしれませんが、マクロビやビーガンというものは、非常にバランスの悪い偏った食生活であると私は思います。

実際、マクロビを長いこと実践している人というのは、明らかに痩せすぎで、肌はカサカサ、顔色は青白く、神経質で、身体だけでなく精神まで病んでいるような人が多いのです。玄米による悪影響なのか、動物性油脂を摂取しないことによる悪影響なのか、詳細はわかりませんが、とにかく不健康そうな人ばっかりなんです!

宗教上の理由で動物性の食品を摂取しないという人達も多いとは思いますが、欧米諸国ではベジタリアンの人に対して、不足する栄養素をサプリメントで摂取するように勧めているそうです。やはり、野菜中心の食生活では身体に必要な栄養素が不足してしまうんですね。

脂質やタンパク質は、身体にとって必要な重要な栄養素です。玄米菜食を続けることによって、必要な栄養素が不足し、健康に気をつかっているつもりが逆に不健康になってしまっているのでしょう。

タンパク質は大豆などから代わりに摂取できるとか、玄米の栄養素がパーフェクトだからとマクロビ信者の方は言いますが、動物性の食品にしか含まれない栄養素の不足分は補うことができないし、そもそも玄米は人間の身体ではほとんど消化できないので、玄米を食べたとしても、そこに含まれる栄養素を吸収できているかどうかは謎です。

やはり、動物性油脂を摂取することは非常に重要であると思います。

マクロビを長くやっている人、ベジタリアンの人、どちらも、特に幼少期からその食生活が身についている人は決まって歯並びがとても悪いというのが、私の経験上感じたことです。

要するに、栄養が足りていないために、歯並びが悪くなってしまったのではないでしょうか・・・。

動物性油脂の選び方

ここまでで、動物性油脂を摂取することの重要性も理解できてきたかと思います。

では、じっさいにどのような動物性油脂を選んだらいいのか。植物性油脂と同じように、正しい油を選ばなければ、得られる健康効果にも影響してきます。

動物性油脂といえば、お肉ですね。牛肉、鶏肉、豚肉といった日本で一般的に食べられている肉ですが、お肉についても、安易に安価な外国産のものなどを手に取ることは、危険なのです。

エサの問題、飼育状態の問題、ホルモン剤や抗生物質の問題などがあり、遺伝子組み換えのエサを与えられた動物や、狭い畜舎でろくに運動もさせてもらえず育った動物、抗生物質などを投与された動物、などの不自然な環境で育った動物の肉は、摂取することで身体に害を及ぼしてしまいます。

魚も同様、養殖のものは何かしら問題を含んでいます。天然ものでも、海洋汚染などのことを考え出せばキリがありませんが・・・。

値段は高いですが、選びたいのは

・グラスフェッドのもの
・開放畜舎や平飼いのもの
・自然飼料のもの(遺伝子組み換えでない)
・ホルモン剤、抗生物質が使われていないもの

です。
こういったお肉は、近所のスーパーには売っていないかもしれませんが、自然食品のお店や宅配業者、インターネットを見ればたくさん売られています。

肉ではありませんが、ニワトリが産む卵や牛乳からできるバターも同じです。平飼い卵というのはよく耳にする単語かもしれません。卵も、ニワトリの飼育状況などを考慮して選ぶほうがいいですし、バターも、グラスフェッドバターを選ぶのがベターです。

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また、気を付けたいのは加工肉です。

加工肉には、これでもかといった量の添加物が添加されています。酸化防止剤、リン酸塩、発色剤、アミノ酸等・・・。スーパーに売られているハムやソーセージなどは、ほとんどが添加物のかたまり。あれは肉ではなくジャンクフードです。

添加物を使わず、自然な原料だけで作られている加工肉も売られていますので、ハムやソーセージを食べたいなら、そういったものを選ぶべきです。ハムやソーセージのパッケージ裏面に書いてある、謎のカタカナで書かれた化学的な物質のオンパレードを見れば、食べる気が失せるでしょう。

動物性油脂の摂り方

肉や魚には、たくさんの栄養素が含まれていますが、野菜と同様に加熱することで栄養素は失われます。だからといって、すべて生で食べるわけにはいきませんが、なるべく生か生に近い状態で食べると効率よく栄養素を摂取できます。

魚をお刺身で食べるとか、ステーキはレアで食べるというのも良いですし、調理する際はなるべく低温調理をするというのも手です。高温で揚げたり、焦げるほど焼いたりするとAGE(終末糖化産物)が発生し、それを摂取することで糖化・老化にもつながってしまうからです。

揚げ物ってとっても美味しいですが、食べるのはたまににしたほうがいいかもしれません。普段は、煮る・蒸すなどの調理法を使うことが望ましいのです。

ちなみに、生で食べると栄養素や酵素を効率良く摂取できるということから、「ローフード」が流行していますが、私はローフードに関しては懐疑的です。

だって、ローフードって、あんまり美味しくないんですよ。しかも冷たいから、食べても食べても身体が冷えていく感じがするんです。本来なら食事をすると身体が温まるはずなのに・・・。それに、生野菜に含まれる酵素なんて微量だって言いますしね。

ローフードは、もともと体温が高めで脂肪や筋肉が多めの人には向いているかもしれませんが、私のように瘦せ型で冷え性の人にはあまり向いてないような気がします。

まとめ

私も以前は、油はなるべく摂らないほうがいいと思っていました。炒め物もなるべく少なめの油でしたり、バターは大好きだけどたくさん摂りすぎないようにもしていました。

だけど、脂質が身体にとってとても重要であり、積極的に摂取したほうが良いという事が理解できた今は、良質な油を積極的に摂るようにしています。

オメガ3が多く含まれる青魚や、お肉もたっぷり食べます。最近では鹿肉やイノシシ肉などのジビエが良いという話を聞いたので、家庭でのジビエ料理にも挑戦してみようかと思っています!

料理に使う油も、良質の植物油に加えて、動物性油脂を摂取するためにバターを使用したりしています。バターをたっぷり使った料理って、ほんとに美味しくて幸せになれますよね♪

ライ麦パンや、くるみがたっぷり入ったハード系のパンに、少し溶かしたバターをたっぷり塗って食べることの幸せといったらもう、昇天しそうな至福感(*´▽`*)♪

糖質の摂りすぎは良くないんですが、パンだけはやめないよー。
いいんです。大丈夫です。私は( *´艸`)。だって美味しいし、食べると幸せだから♥

また、良質のタンパク質とアミノ酸を摂取するために、卵をたくさん食べるようにしています。卵を食べすぎてコレステロール値が上がるなんてこと、よっぽど気にしなくっていいんですから♪

そんなこんなで、自分に合った良質な脂質を積極的に摂りいれて、健康になって幸せな人生を送りましょうね(*’▽’)!

※この記事の参考文献※
・「ホントによく効く 油の正しい選び方・使い方」 守口 徹 (日本文芸社)
・「
油が決める健康革命―油を変えれば体は変わる」 釣部 人裕(ダイナミックセラーズ出版)
・「
脳にいい油・悪い油」 板倉 弘重(永岡書店)

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