良質のオリーブオイルを原価で購入できる、画期的なシステム! 株式会社 貊村(みゃくそん)の無農薬エキストラバージンオリーブオイル・「れなり」がすごい!

最近、手持ちの菜種油のストックが無くなったので、ついに「ほうろく菜種油」を使い始め、その美味しさにハマってしまった私は、お値段は高いけど ほうろく菜種油 を普段使いの油にすることに決めました♪

だって美味しいし、身体に良いし、生産者の方の思いがこもった食品をいただくのって本当に身体にも心にもいいと思うんです!

お料理に使う油は菜種油の他に、中華風にしたいときとかのゴマ油と、イタリアン風にしたいときとかパンを焼くときに入れるのにオリーブオイルを使っています。最近ちょうど手持ちのオリーブオイルが無くなりそうだったので、いいオリーブオイルを探していたところ、偶然にも・・・出会いました!素敵なオリーブオイルに♪

先日行った tunagari festival 2017 で出会ったオリーブオイル「れなり」

この素晴らしいオリーブオイルと、それをいままでにない画期的なシステムで販売している会社「株式会社 貊村」について、詳しく書きたいと思います。

スポンサーリンク

 株式会社 貊村(みゃくそん)とは

こんな会社なんです。

株式会社貊村みゃくそんは、
50人のオリーブ生産者と
40人のわたしたち設立発起人と
9910人の消費者であるみなさまが
千円ずつ出資して株主となり
本来の生き方を実践する
資本金1千万円の会社です。

貊村ホームページより

詳しい内容はホームページで↓

その仕組みは

株式会社は普通、利益を株主に配当しなければいけんませんよね。だけど、この会社は株主への配当はお金ではなく「良質なオリーブオイルを低価格で提供すること」です。流通の過程で生じるいわゆる中間マージンなどを無くし、そのお金を生産者(労働者)と消費者に還元するということですね。

株主 = 消費者

というわけ。

消費者(株主)の元に届く商品の価格の内訳は、「原価」+「総経費」。この会社のシステムでは、普通の株式会社のように内部留保金や株主への配当金は必要ないので、利益は必要ないということになります。だから、貊村は利益を出さない会社なんですね。

スペインの生産者が作っている無農薬のオリーブを搾油する工場でストックタンクを一括購入し、低品質な他のオイルの混入を防ぐためにも他の流通を介さず、その場で瓶詰めしてコンテナで日本に運ぶそうです。そして日本に届いたオイルは、消費者(株主)の方に直接発送することで経費を大幅に削減し、さらに利益を含めないので、市場価格の3分の1まで価格を下げることが実現できるのだそう。

高く仕入れることによって生産者(労働者)に還元を、安く売ることによって消費者(株主)に還元をできます。貊村は、生産者と消費者が一緒に創る会社であり、これはまさに資本主義の常識を覆す試みですね。

そして、株主にリスクを負わせないというのも特徴です。

最初の仕入れ資金は発起人である40名の社員が持ち寄り、その後の活動も社員が経費内で行い、万が一経費内で収められなかった場合は報酬を削って補てんするということになっているそうです。なので、人件費を含めた諸経費がかさんでしまったために株主への配当が少なくなるなんてことは無いんです。しかも、株を手放したくなったらいつでも株券を返還し、1,000円も返金されます。

株主になるには

1,000円の株券を購入して株主登録をし、オリーブオイル「れなり」を購入するだけです。

私はイベント会場での特別キャンペーンみたいなのだったので、1本の購入で株主になれたのですが、通常は1箱(6本)単位での購入が原則のようです。

極限まで経費を抑えているので、1本ずつの販売は難しいからだそうです。6本まとめてしか買えないなんて不便ー!て思うかもしれませんが、考えてみたらそうですよね、これだけ経費を抑えて安く提供できているんです。1本だけ配送しようと思うと、箱から1本取り出して、別で梱包して・・・と、人件費や梱包材が無駄にかかってしまいます。

だから、6本単位での販売は妥当ですね!

↑これが株券。デザインかっこいいよ♪

オリーブオイルの価格は

株主になったあとは、正価が1本 3,500円 / 500㎖ のオリーブオイルを、1本 1,200円 で購入できます(販売単位は6本)。

これはもう、原価です!
安い!

1本 = 1,200円 の内訳は、(仕入れ 700円)+(実経費 500円)=1,200円です。普通、良質なエキストラバージンオリーブオイルを買おうと思うと、300㎖で3,000円とかしますよね。流通過程や店舗で販売することによる中間の経費がかかるので、それくらいになるのは普通です。そういった無駄な経費をなくして、原価で購入できるというのは消費者にとって本当に有難いシステムです。

オリーブオイルの品質

「れなり」は、スペインのアンダルシア地方にある農園で、無農薬栽培されたオリーブからとれたエキストラバージンオリーブオイルです。

生産者から直接タンクを買い付け、その場で瓶詰めして日本に直送されるので、一切混ざり物のない、100%純粋なオイルです。

また、国際オリーブオイル協会で定められている酸度は100g中0.8%以下ですが、「れなり」の酸度は天然の状態で0.21%なんです! 本物のオリーブオイルを見分ける基準のひとつにもなる酸度は、とても重要なポイントですよね。

そしてお味は・・・めっちゃ美味しい!

すごくフルーティーで、りんごの香りがするんです。

ちゃんとしたイタリアンレストランに行くと、パンの横に置いてありますよね。あれです、まさに。生のまま、パンにつけたりサラダにかけたり、豆腐とかチーズにも合います。もちろん、天ぷらとかの揚げ物にもすっごく良いですよ♪

三宅洋平も推奨している「貊村」

三宅洋平って、あの「選挙フェス」の人です。
私はよく知らないんですが、山本太郎とかと一緒に選挙フェスというものを行い、ネット上ではかなり話題でしたよね!

選挙には落選しちゃったみたいですが、若者の意識を選挙に向ける事に関しては成功したといえるのかな?やり方も外国っぽくてクールでしたね!

私は三宅洋平のことはよく知らないし、応援してるわけでもなんでもないけど、彼が「貊村」の取り組みに賛同していて、そのプロジェクトに参加しているということを知って、とっても好印象を抱いています!

↑とってもわかりやすく書かれていますね。

日本で販売されているオリーブオイルの現状

スーパーのオイル売り場には、たくさんの種類のオリーブオイルが並んでいて、ラベルを見ると「エキストラバージンオリーブオイル」と書かれているものもたくさんあります。しかしそのほとんどが、ニセモノのオリーブオイルだって知ってますか?

最近、オリーブオイルの偽造問題がニュースにもなっていましたよね。

オリーブオイルは、収穫されたオリーブ果実をその日のうちに搾油する必要があります。収穫したオリーブを搾油所で粉砕し、温水を注いで撹拌し、分離機で油分を抽出してオイルが出来上がります。

この搾油の段階で、高温の温水を使うと抽出率が高くなりますが、高温の温水を使うと風味が落ちるので、高級なオリーブオイルは、コールドプレス製法(低温圧搾)で抽出されます。なので、良いオイルを選ぶときの注意点としては、低温圧搾製法されてるものを選ぶことがひとつのポイントです。

そして、このように抽出したオイルが本来の「エキストラバージンオリーブオイル」と呼ばれるものです。しかし、安価なオリーブオイルは、その搾りカスを使ってさらにオイルを薬品を使って絞り出したもの(本来は食用でないオイル)をエキストラバージンオイルに混ぜてつくられているんです!

これって、大変な問題ですよね?
食用じゃない、低質なオイルが混ざったものが「エキストラバージンオリーブオイル」として売られているということです。その他にも、農薬まみれのオリーブからとれたオイルだったり、腐りかけのゴミのようなオリーブをかき集めて搾ったオイルだったり・・・。

いろいろあるようです。

そもそも、本来のオリーブオイルの製造方法や原産国のことなどを考えればわかることです。

ペットボトルの容器に入ったオリーブオイルは、たとえ元は新鮮なものでも、外国から輸入されてくる時点でもうすでに酸化してますよね?容器がペットボトルというだけですでにアウトです。ちゃんとした製造方法で、生産者が思いを持って作ったオイルなら、遮光の瓶に大事に入れると思います。

それに、価格ですよね。900㎖のエキストラバージンオリーブオイルが700円くらいとかで売られているのをよく見ますが、普通に考えたらこんなに安いのおかしいです。普通の流通過程を経てスーパーなどの店頭に並んでいるのなら。

要するに、ペットボトルに入った安価なオイルは上記のような混ぜ物や粗悪なオリーブを使っている可能性大というわけです。

ホンモノを選ぼう

日本で売られている安価なオリーブオイルは、はっきり言って危険だそうです。

本来食用ではないオイルが混ざっているということ、それが身体に悪影響を及ぼす可能性を考えると恐ろしいです。

「オリーブオイルは身体に良いから♪」と言って使っていても、安価で低品質なニセモノのオリーブオイルを使っていては、健康に良いどころか逆効果かもしれません。

まずは、最低でもプラスチックの容器じゃなく遮光瓶に入っているものを選びましょう。オリーブオイルは、裏面の表示を見ても「食用オイル」としか書いてないことが多いので、ホンモノかどうかを判断するのは難しいですが、選ぶ基準としてはもう値段しかないです。遮光瓶に入っていて、300㎖あたり2,000円以上くらいするものが良いと思います。

高いですよね・・・。

日本では、良品質のオリーブオイルは本当に値段が高い!
でもこれは、ぼったくりとかそうゆうことじゃなくて、いろんな理由があって高くなってしまうんですよね。

普段から食品に気を付けて良いものを選んでいる人なら、多少高くてもホンモノのオイルを買うと思います。

しかし、まったく気にしていない人(大半の日本人)は、もともと普段からペットボトル500㎖ 200円くらいのサラダ油とか使っちゃっていて、それが普通だと思ってるから、300㎖ 2,000円のオリーブオイルなんて「馬鹿じゃないの!?」って思う値段ですよね!

そんな大半の日本の人々に、少しづつでもホンモノの油を選ぶことの大切さや、安価な油の危険さが広まるといいな、と思います。

スポンサーリンク

貊村(みゃくそん)の株主になって良質なオイルを原価で手に入れよう♪

別に、まわしもんでもなんでもでないんですが、本当にこの会社のシステムはすごいと思うし、発起人の方々の思いにもすごく賛同できるし、みんなでこうゆう取り組みに参加して行ったらいいと思うんです。

会社とかシステムとか資本主義がどうだとか、そうゆうのよく分かんない~!って方でも、とにかく株主になれば確実にお得です!

普段から高級なオリーブオイルを使われている方は、絶対です!

だって、スペインで無農薬の低温圧搾のエキストラバージンオリーブオイルが 500㎖ 1,200円 で買えるんですよ!それに、生産者の方の助けにもなるんです。フェアトレードの物を購入するより生産者の方への還元率いいんじゃないか?

そんなことで、

「1,000円の株主になってみんなで1万人の会社にしましょう!」

2017年3月の時点で、株主の数は3,000人を超えたそうです。

株主の数が増えれば、オリーブオイルの価格もさらに下がるんですよ♪

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする