コレステロール値は多少高くてもOK! 更年期以降の女性必見です

コレステロール値ってすごく気にされる方が多いですね。特に、更年期以降の40代、50代、60代の方は、結構この数値が気になると思います。 

実はですね、コレステロール値というのは多少高くてもいいというところが言えるんですね。程度にもちろんよるんですけれども。あまり気にしすぎる必要はないといったところです。その理由を今日は説明していこうと思います。

特に、女性は更年期を過ぎるとコレステロール値が高くなる方が多いです。言ってもほとんどの女性が大体40代の後半とか50代60代になってくると、大体コレステロール値が高くなってきます。健康診断に行ったり、病院でたまたま血液検査をしたときに、この検査結果を見て先生からコレステロール値が高いですねっていうふうに指摘されることが多いんじゃないかなと思います。

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血液検査でコレステロール値が高いですよっていう結果が出ると、やっぱりそのお医者さんから注意を受けます。「食生活を改善した方がいいですよ」とかですね。ということを言われると思うんですけれども、これはもう現在では、そのコレステロールが高い食べ物ですね。コレステロールが多い食べ物を食べたからといって、人間の体内の血液中のコレステロール値が高くなるというのも相関性というのはもうほぼ認められていないわけなんですね。

なので昔はよく、卵はコレステロールが高いからあんまり食べない方がいいとか1日1個ぐらいにしておいた方がいいとか、コレステロール値が高い人は卵とかを控えた方がいいとかっていうふうに言われていたんですけれども、もう今は、それはもうほとんど関係ないと言われていますね。なので、別に卵をいっぱい食べたからといって、それ以外も他にもコレステロール値が高い食べ物、その食べ物自体にコレステロールがいっぱい含まれているというようなものですね、そういったものを食べたからといって血液中のコレステロール値が上がるということはあまりないというふうに言われています。

なので、食べ物をそこまで気をつける必要はないということなんですね。そもそもコレステロールというのは、人間の体内で作られています。なので、食べ物からそんなに取らなくても体の中で作られるっていうこともありますし、そのスクールでているコレステロールのこの値ですね、というのは体の中で自然に調節する機能というのも備わっているんですね。

なので、体内で作っていくわけなんですけども、食べ物から高コレステロールを取ったりとかいろんな要因でコレステロール値が上がってきて、体内にコレステロールが足りてるよっていう状態になれば、体の中ではもうそれ以上を作らないとかですね。すごい大雑把な言い方をすると、そういった機能が備わっているので、あまりそのコレステロールが高いものをいっぱい食べちゃいけないってことを気にする必要はないというところですね。

そして、コレステロールは女性ホルモンの材料になる。これがすごく重要なところですね。男性も同じなんですけれども、特に女性は、その女性ホルモンに関わってくる女性ホルモンがなくてもいろんなホルモンの材料となるのがコレステロールですので、特に女性は総コレステロール値っていう検査結果に出てくるやつですね。いろいろコレステロールの項目があって、その中の総コレステロールっていう値、これがちょっと高めの方が実はいいんですね。

高いとちょっと気になってしまったりとかするとは思うんですけど、高めの方が実はいいんですね。なぜかというと、最近の研究ではそのコレステロール値に基準値っていうのを設けること自体ちょっとナンセンスなんじゃないかというふうに言われています。それは、この体によって人間っていろいろ大きな違いがあるため、個々の体によって年齢や性別によっても、大体これぐらいがいいですよっていうのは変わってくるわけなんですね。

大幅にそれが変わってくるので、一律にこの基準ってこれが基準値ですよっていうのを決めてしまうこと自体、ちょっと変だよねというふうに言われているわけなんです。しかも、日本のコレステロールの基準値ってのは世界的に見ても低めに設定されているんですね。

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なぜ低めに設定されているのか、その理由を説明すると、いろいろと難しい話になってくるのですが、とにかく、例えば欧米諸国やアメリカでも、コレステロールの検査をしました。血液検査をした場合、アメリカでは基準値以内であればOKとされますが、同じ人が日本で同じ検査をした場合、日本はアメリカよりも基準の基準値が低めに設定されているため、そこにちょっと引っかかってしまう場合があるのです。

外国でコレステロールが問題ないとされていても、日本で同じ人が検査した場合、ちょっと高いと言われる可能性があるということです。ですから、日本で血液検査をして、コレステロール値がちょっと高いと言われた程度であれば、全然問題ないと思っていいでしょう。ただ、かなり高い場合や異常なぐらい高い場合は、もちろん問題となるでしょうが、基準値より高い程度であれば、ほぼ正常と言えます。

海外の基準と比べると、そのように理解できます。確かに、コレステロール値が高すぎるのはよくないのですが、いろんな病気を併発したりする可能性があります。しかし、日本の基準値が低めに設定されているため、あまり神経質にならなくても大丈夫だと言えます。

高いっていうのももちろん駄目と言えば駄目なんですけど、もうちょっと高いぐらいだったら逆に、健康的というふうにもいえなくもないわけなんですね。脂質コレステロールっていうのは体にいろんな良い影響を及ぼしてくれます。こういった、女性ホルモンを初めとするホルモンの材料になりますので、あまり低くてもやっぱり問題になってくるわけなんですね。

次に、コレステロールっていうとよく悪玉とか善玉とかっていうふうに分けられますよね。何が悪玉で何が善玉かっていうと、この血液検査したときに、この総コレステロールていうのがあって、それとは別にLDLコレステロールとHDLコレステロールっていう欄があると思うんですけど、そのLDLとHDLに対して、LDLコレステロールは悪玉ですよと。

なので、これがあまり増えすぎると良くないです。反対にHDLコレステロールは善玉ですよ。なので、こっちは高くてもいいですよみたいなことを言われると思います。そういった言い方をするんですけれども、別にLDLが悪いっていうわけではなくて、悪玉とか善玉っていうわかりやすい言い方をしているっていうだけのことであって、LDLはすごい悪いコレステロールですよっていうわけではないんですね。

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そこだけは、知っておいていただくといいかなと思います。悪いとかいいとかいうわけではなくって、この役割がそれぞれ違うだけなんですね。それぞれにそれぞれの役割があるので、LDLは悪玉っていうふうに言われますけれども、必要は必要なわけなんですね。

これがないと全くないともちろん困ってしまうので、必要な役割をちゃんと果たしているものなんだけれども、一応便宜的に悪玉とか、そういうふうに言われているということなんですね。具体的にはLDLコレステロールが悪玉っていうふうに言われているやつですね。

それは、体内にコレステロールを分配する働きを担っている。それがLDLコレステロールなんですね。なので、体内に配っていく、コレステロールをどんどん体内に配っていく役割があるので、それが増えすぎちゃうと、いっぱいコレステロールを体に配ってしまいます。

という話なんですよね。その結果、いろんな不具合が生じてくるので、配りすぎないで欲しいよっていうことなんですね。これがいっぱいいることによって、体内にコレステロールがいっぱい配られちゃうから、ちょっとまずいよねと。

いう意味で、悪玉というふうに言われています。そして、HDLコレステロールはこれは善玉って言われています。なぜかというと、HDLコレステロールというのは、体内にコレステロールが分配されているものを回収してくる役割があるんですね。血液中にいるコレステロールで余った分をまた肝臓に戻してくるそういう役割をするのがHDLコレステロールなんですね。なので、全く逆の働きをしているということです。HDLがバーッて配ったコレステロールで余った分余分になった分を、このHDLの善玉の方が回収してきてくれる。

なので、その余分なコレステロールを回収してくれるっていう意味で、コレステロールだねってことで善玉っていうふうに呼ばれているというわけなんですね。このHDLがちゃんとあれば、余ったコレステロールをしっかり回収してくれるので、いいよねということなんですね。

どちらもですね、これは悪玉善玉というふうに言われていますけれども、どちらも必ず必要なコレステロールになってきますので、あまりこれが増えすぎると良くないですよということですね。実際ですね、そのコレステロールが増え過ぎるとどうなるかといいますと、やはりですね、この血管が硬くなる血管を硬化させてしまって、動脈硬化なんかの原因になってしまいます。

なので、コレステロールが増えすぎる、コレステロール値が高すぎると、当然そういった病気を引き起こす原因になりますので、良くないんですね。よくないんですけれども、高すぎると問題なんですけれども、逆にですね、逆に低すぎる、これも問題、大問題なわけなんですね。これは特に女性にとっては、コレステロール値が低いっていうことの方が、どっちかっていうと問題だったりします。

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女性が、コレステロールが足りなかったらどうなるのかっていうところなんですけども、コレステロールが足りないとどうなるのかっていうのがここに書いてあります。これは代表的な症状で、コレステロールが足りなくなったらどうなるかっていうところの代表的なことなんですけれども、まずやはり、コレステロールはこの女性ホルモンの5材料になりますので、足りなくなると女性ホルモンが乱れてきます。

要は、コレステロールが足りてないと、血液中に足りてないってなると、ホルモンをその分作れないわけなんですね。ホルモンが足りなくなると、コレステロールが足りていない、イコールホルモンが足りていないという状態になりますね。

そうするとやっぱり、このホルモンバランスが乱れてくるということが起こってきてしまうわけなんですね。具体的には、このPMSとか不妊とか自律神経の失調症とかですね。そういった症状や病気があります。

PMSって何かというと、月経前症候群というやつですね。女性はその生理の前になるとホルモンバランスが乱れて、なんか頭痛がしたりとか、イライラしたりとか食欲が急に増えてしまったりとかいろんな症状が起きてきて、人によってその症状の度合いってのは様々なんですけれども、すごく軽い人もいれば、このPMSがめちゃくちゃ重くてもう鬱状態になっちゃうぐらいひどいっていう方もいたりします。なので、このPMSになぜなるのかっていうところで、ホルモンバランスが乱れるからですよ、っていうのが原因なんですけども。

そもそも、なぜホルモンバランスが乱れるのか、というのを突き詰めていったときに、コレステロールが足りないというのも原因の一つになるわけですね。そして、不妊も、ホルモンバランスが乱れると不妊ということにも繋がってきます。そして、自律神経のバランスも乱れてくるということなんですね。この自律神経というのも、やはり、ホルモンのバランスに非常に深く関わっていますので、血中のコレステロールが足りないと自律神経を乱してしまう原因にもなり得ます。

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こういったことを考えていくと、特に女性は何度も言いますけれども、コレステロールが高いということを気にするよりは低くて、低いということの方を気にした方がいいということになります。低いとあまりこの血液検査でコレステロール低すぎますよ、というふうに問題視されることはあまりないんですけども。基準値よりもちょっと高いだけで高いです、というふうに言われちゃうんですけれども、実はそうではなく、若干高いぐらいの方がむしろ健康的なんですね。むしろそれで女性ホルモンをいっぱい作られるわけなので、OKだということです。

もちろん、何度も言いますけど高すぎるのはもちろんよくないので、それをしっかりお医者さんに行って治療なり検査なりしてもらわないといけないですけども、少し高いぐらいだと全然問題ないということですね。逆に低い方がこういった症状を引き起こす引き金になりますので、低い方はちょっと気をつけた方がいいかなというところですね。

最後にこのまとめなんですけれども、やはり更年期以降の女性が血液検査をすると、コレステロール値が高いと言われる確率は非常に高いです。大体の人が、60過ぎ50とか60とか過ぎてくると、コレステロール値は高めになってきます。若い時に比べるとですね、それってなぜ高くなるかっていうと、これまでの話を総合的に考えると、自然な現象なわけなんですね。

なぜかというとですね、更年期障害っていうことは症状があると思うんですけれども、それは女性ホルモンが年とともに作られなくなってきて、女性ホルモンが少なくなってくることによってホルモンバランスが乱れて更年期障害っていうのが起こってきますよね。

年を取るとともに女性ホルモンっていうのは自然に下がっていって減っていってしまいます。減っていくのが自然な流れなんですけども、その減っていくので減っていった女性ホルモンに対して、体の中では減っていくから女性ホルモン減ってくるもっともっと作らなきゃ作らなきゃっていうので、コレステロールを増やしていくんですよ。

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コレステロールを血中に配布していくのがLDLであり、女性ホルモンが少ないためにさらに多くのコレステロールを作らなければならないということです。そのため、人間の体は自動的にコレステロールを体中に充満させようとします。その結果、血液検査を受けるとコレステロール値が高くなっていることがあります。

女性のコレステロール値が高くなるのは、自然な現象であると言えます。ただし、高すぎる場合は危険ですので、病院に行く必要があります。ちょっと高い程度であれば、あまり心配する必要はありませんが、寝薬を飲んだりすることは逆効果になる可能性があるので避けた方が良いでしょう。

以上のことを頭に入れて、自分で薬を飲むか、食事を調整するかを考えると良いでしょう。本日はコレステロールについてのお話でした。

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